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3.11から学んだ事

2012.3.11 / by watanabe

2011.3.11 14 時 46 分 東日本大震災

これは震災から1週間たった祖母が暮らしていた名取市閖上の画像です。

まず始めに今回の大地震、大津波によってお亡くなりになった方々に、心からお悔やみ を申し上げます。そして、被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。

宮城県仙台市に住む私も、自営の美容室の中で大地震に遭いました。

まず心配になったのは、子どものこと、次に両親、家族のこと、そして友達のこと。幸いにも家族は皆無事でしたが、ひと安心したのもつかの間、あの大津波が海沿いの町を襲ったことをラジオで知ったのです。

私の祖母と叔 父も海に近い名取市閖上で暮らしていたため、津波により亡くなりました。

祖母はいつも私に、「他人の気持ちを考え、真面目に生きること」を教えてくれました。

そして私は今回の大地震を通して、その言葉の重さをひしひしと肌で感じました。

大地震でお店も家も家の周りもボロボロになり、電気も水道もない生活の中で学んだことがたくさんがあります。

大切な人を失う悲しみ、被害を見て知る心の痛み、先の見えない不安や恐怖…。

あまりにひどすぎる現状に言葉を失いましたが、それと同時に人間の温かさや本当に大切な物事を知りました。

停電で消えている信号での車や人の譲り合い、話したことがなかった近所の人たちとのコミュニケーション、やっと口にできた白いごはんのおいしさ、ライフラインや物の大切さなど、普通の生活ができるありがたみを知ることができました。

地域や周りの人と協力し、感謝の心が自然と生まれていた被災地は、まるで“ばーちゃん”がいつも言っていた「他人の気持ちを考え、真面目に生きる」姿そのものだったのです。

人と人との繋がりや協力が生きる活力となり、未来を明るくする光になること。

被災した人はこの経験を胸に刻み、そして被災していない人はこのことを肝に銘じて危機感を持っていれば、日本の未来はより良いものになるはずです。

小さな力が混ざり合うことで、大きな力になります。今回の大地震を忘れずに、一人一人が「今できることを 100%で行い、他人や社会に協力すること」が大切だと思います。

みんなで幸せや平和を引き寄せるように、心の底から力を合わせて頑張りましょう。

最後に、子どもの頃からたくさん遊んでくれた木皿芳哉(よしや兄ちゃん)、 たくさんのことを教え、支え、与えてくれた木皿たけ子(ゆりあげのばーちゃ ん)に「ありがとう」をおくります。

そしてこれは震災から1週間後の閖上の動画です。

これは荒浜の動画です。

絶対に忘れてはならない2011.3.11


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